2021年7月5日月曜日

WTI原油~「OPEC」プラスの協議が難航

おはようさん!

先週の原油価格の終値は75.16ドルであった。

強い上昇トレンドが継続している。

今朝は週足チャートから見てみよう。




6週続伸となっている。

先週の高値は76.22ドルとなっている。

テクニカル的には上昇トレンド継続。

そして、ファンダメンタルズ的にもネガティブ材料はない(これから出てくる可能性はあるが)。

従って、今週は上値ターゲットである77ドルを試してくる可能性が高い。

次に月足チャート。


直近の高値は2018年10月の76.90ドル。

月足チャートを見ると、現在ほぼその価格帯に位置しており、いつ押し目が入ってもおかしくない状況である。

77ドルは多くの投資家が意識しているので、ここからは徐々に警戒感が強まってくるだろう。

よって、上値が重たくなる可能性が高い。

しかし、OPECプラスにおいて今後の原油減産計画が市場予想よりも少なかった場合、77ドルを一気に上にブレイクアウトしてくるだろう。

どちらに動いても良いように、あらかじめトレードプランを決めておくことをお勧めする。


最後にファンダメンタルズ。


7月1日にOPECプラスにおいて、今後の減産計画についての話し合いがもたれたが合意に至っていない。

翌日も協議は続けられたが、それでも合意に至らず。

本日5日に再び協議がもたれるようである。

OPEC加盟国でもあるUAEは、8~12月期の減産規模縮小には合意したものの、減産期間の延長については難色を示していることで、全会一致を原則とするOPECプラスは合意に達することができず、難しい対応を迫られている。

今朝は以上!


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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;62.43L×100、70.38L×100
  • NY金;1891.56L×100、1866.55L×100、1878.93L×100、1879.52L×100、1824.56L×100、1780.34L×100、1754.38ドル×100



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