昨日の原油価格は0.66%の上昇。
終値は73.46ドルであった。
まずは日足チャートを見てみよう。
昨日の高値は74.14ドル。
直近高値の74.45ドルにはわずかに及ばず。
もみ合いが続いているが、底堅さは健在である。
20EMAにタッチするところまでもみ合い相場が続くかもしれない。
上値ターゲットは変らず77ドルに置いてある。
次に1時間足チャート。
NY時間に入ってから売り優勢となるものの、すぐに買い戻しが入っている。
しかし、引けにかけて再び売り優勢の展開。
余りよくない終わり方となっている。
サポートラインは200EMA。
続いてファンダメンタルズ。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の原油在庫は6週連続で減少。需要増加に対応するため精製業者が生産を拡大した。
また、本日はOPECプラス会合が開かれる。
専門家によると、7月1日の閣僚級会合では生産量の据え置きもしくは日量50万ないし100万バレル超の増産が決定される可能性がある。
合同専門委では、今年の石油需要が日量600万バレル増加するとの見通しに変わりはないものの、世界経済の回復やワクチン展開にむらがあることや、インドで初めて確認された新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」による感染者数の増加などに伴い、「かなりの不確実性」があると表明した。
OPECプラスではさらなる減産が決定されると思われるが、限定的となる公算が大きい。
原油価格は来年にむけてさらに上値を追う展開となる可能性が高い。
今朝は以上!
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【トレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
- WTI原油;62.43L×100、70.38L×100
- NY金;1891.56L×100、1866.55L×100、1878.93L×100、1879.52L×100、1824.56L×100、1780.34L×100、1754.38ドル×100