2021年7月2日金曜日

NY金~レンジ下放れでもう一段安となる可能性

 おはようさん!

昨日の金価格の終値は1776ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。





昨日の高値は1782ドルであった。

以前としてレンジ相場が続いている。

(レンジ上限1790ドル、下限1760ドル)

現在のもみ合いをこなした後、上放れするのか、それともさらに下値を追う展開になるのかはわからない。

しかし、現在の市場の状況を俯瞰すると、もう一段安となりそうな気がしている。

その場合の下値ターゲットは1700ドル。

次に1時間足チャート。


昨日はNY時間が始まったところで売られて、引けにかけて買い優勢となっている。

陽線引けとなっているが、1時間足チャートを見る限り方向感はない。

しばらく、レンジ相場は継続しそうな気配である。


続いてファンダメンタルズ。

金融機関から資金吸収 FRB、最多1兆ドル

FRBは金融緩和を継続している。

しかし、その一方金融機関から資金借り入れを行っている。

これをリバースレポと言うが、これはアメリカの金融機関の運営が厳しい状況であることを意味している。

その最大の要因が低金利である。

金融機関を支えるためにFRBはリバースレポを余儀なくされているわけである。

FRBが長期金利の上昇に対して容認姿勢であることの理由がこれである。

しかし、金利の大幅は上昇は株式市場にとってマイナス。

よって、FRBは”適温”をさぐっている状況である。

今朝は以上!




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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;62.43L×100、70.38L×100
  • NY金;1891.56L×100、1866.55L×100、1878.93L×100、1879.52L×100、1824.56L×100、1780.34L×100、1754.38ドル×100



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