NY金~ショートのタイミングが近づいている

2021年4月19日月曜日

NY金~ショートのタイミングが近づいている

おはようさん！

先週の金価格の終値は1776ドル。

週末だけで40ドル超の大幅は上昇となった。

まずは日足チャートを見てみよう。

上のチャートで示してあるレジスタンスラインが効いているならば、ここから下落トレンドを再開させることになる。

先週金曜日の高値1783ドルを超えて来られるかどうかに注目したい。

高値を切り下げてくるようなら、下落基調となる可能性が高い。

もちろん、その場合はショートを仕掛ける予定である。

次に米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。

下値は50EMAの手前で切り返してきているが、このラインは強く意識される可能性が高い。

従って、もう少し押しを付けるかもしれないが、この付近から底値が固くなってくるだろう。

それに伴い、NY金の上値も重たくなる。

タイミングが難しいが、今週はエントリーチャンスがありそうである。

最後にファンダメンタルズ。

FRBはテーパリングを準備か、時期尚早との見方も

パウエル議長は14日の講演で、経済が改善するかどうかを重視している」と強調した。
年内の利上げは現状は予定はしていないかもしれないが、変更時期についてはフレキシブルに見ているといえる。
2023年末まで現在のゼロ金利を維持するというのは確定事項でもなんでもない。現状のFOMCメンバーの見通しの中央値がそこにあるだけである。
利上げについてはまだ時間を置く姿勢をみせた反面、テーパリング（資産購入の段階的縮小）については、準備段階に入りつつあることを示した。

今朝は以上！