おはようさん!
先週の原油価格の終値は65.61ドルであった。
高値は67.98ドル。
まずは日足チャートを見てみよう。
先週金曜日に利益確定の売りによる押し目を付けている。
出来高も少なく、積極的な売りではない。
従って、今週も上値を追う展開となる可能性が高い。
しかし、現在はレンジ上限の高値圏で推移しており、ロングで入るにはややリスクが伴う。
20EMAまでの押し目を付けた場合、買っていく予定である。
また、レンジ上限をブレイクアウトした後の押し目も買いのタイミングだ。
次に週足チャート。
先週は陰線ローソク足となっているが、下髭付きとなっており、買いの勢いが依然として健在であることを示唆している。
現在は50ドル~67ドルのレンジ内で推移。
先週の高値は67.98ドル。
レンジ上限を一旦上抜けしていることからも、上昇基調継続の可能性が高いと見ている。
最後に原油のファンダメンタルズ。
以下の記事は、現在の原油市場の状況をわかりやすくまとめられている。
まず、アメリカのシェールオイルについて、以下のような分析をしている。
業績が悪化したシェール企業は中長期の採算を重視する姿勢を強めており、従来のように「価格が上がればすぐに増産する」という戦略は採りづらくなっている。
昨年まではシェールオイルは原油価格が上昇すれば、すぐに増産していたが、最近はそれがない。
そして、現在市場が注目しているのが、アメリカによる追加経済対策である。
米国で1兆9000億ドル規模の追加経済対策が実施されることが確実になったことで「原油需要の急回復」というシナリオも出てくる可能性がある。
現在の原油価格の上昇は、追加経済支援への思惑によるもの。
従って、ここから5月にかけて株価は上昇基調を取り戻してくる可能性が高い。
そして、原油価格もそれに連れ高していくことになる。
今朝は以上!
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【トレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1715.87L×100、1705.34×100