WTI原油~石油製品の供給不足＆インフレ懸念

おはようさん！

昨日の原油は1.27%の上昇。

終値は64.83ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。

2日続落後の反騰となっている。

出来高もそれなりとなっており、積極的な買いの気配。

ここから、直近高値を試してくる可能性もある。

しかし、20EMAまでの押し目を待ちたいと思う。

20EMAを試さずに上昇なら、そのまま様子見とする。

現在はレンジ上限付近を推移しており、方向感が失われやすい地合いである。

欲を出さずに、予定していた通りの戦略でエントリータイミングを計っていくことにする。

次に週足チャートを見てみよう

直近2日間の下落幅が大きかったため、今週はここまで陰性ローソク足を形成している。

既に週末に差し掛かっており、今日そして明日と利益確定の売りが出やすいと思われる。

ロングは要注意である。

最後に原油のファンダメンタルズ。

昨日はEIAの原油在庫統計の発表があった。

それによると、原油在庫は先週からさらに増加。

しかし、石油製品の在庫減があったため、昨日の原油価格は上昇となったようだ。

また、テキサス州の大寒波については、以下のように報告されている。

寒波に見舞われた米テキサス州の製油所稼働率は底打ちしたものの、回復途上にあることから原油が従来のように消費されておらず、石油製品が十分に供給されていない。

未だ石油製品の供給不足が続いているようである。

市場のインフレ懸念と合わせ、原油価格への上昇圧力はもう少し継続しそうである。

今朝は以上！

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