2021年3月11日木曜日

NY金~インフレの思惑に対する中央銀行と市場の間に乖離

 昨日のNY金の終値は1724ドル。

2日続騰となっている。

直近2日間の上昇幅はおよそ45ドル。

まずは日足チャートを見てみよう。





昨日エントリーしたショートポジションはそのままホールドしてある。

上値目途は1725ドル付近。

この価格帯を上に抜けてくるようなら、ロスカットの予定である。

今後の値動き次第で目線をロングに切り替える必要があるかもしれない。

今はトレンドの過渡期と思われる。

次に週足チャートを見てみよう



100EMAを試した後、反発している。

ここから、しばらく上昇基調となる可能性がある。

テクニカル的にはその可能性が高い。

なぜなら、月足チャートでも20EMAを試して反発しているからだ。



従って、今は長期目線の投資家らの買いが入りやすい局面となっている。

しかし、ファンダメンタルズ的には金価格には下押し圧力が作用しやすい地合いとなっている。

現在の市場はインフレ懸念が未だ継続しているのが、最大の理由である。

米10年債利回りはやや落ち着きを見せているものの、未だ上昇トレンドは崩れていない。



現在は1.5%から1.6%のレンジとなっているが、ここを上に抜けてきた場合、市場の動揺はさらに広がるだろう。

そうなると、株安、金安のターンが再開される。


しかし、ECBはインフレは一時的であるとの予想は発表している。

欧州中央銀行(ECB)が11日発表する経済予測では、インフレの持続的な高進を想定しない慎重な見通しが示され、現在の金融緩和プログラムを正当化する公算が大きい。
これは市場のインフレ懸念払拭を狙っているのか、それとも本気でインフレ進行を想定していないのかはわからない。

もし、後者だとしたら、市場の思惑と乖離しており今後さらに荒れる可能性がある。

今朝は以上!





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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1712.87S×100



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