NY金~米10年債利回り2%に警戒せよ

2021年3月23日火曜日

昨日のNY金の終値は1738ドルであった。

安値は1727ドル。

ボラティリティの低い展開が続いている。

まずは日足チャートを見てみよう。

日足20EMAの手前でもみ合いが続いている。

ショートポジはこのラインがレジスタンスラインとして機能している限り、ホールドする予定である。

ロスカットの目安は直近高値1755ドル。

次に米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。

昨日は久しぶりの陰線引け。

終値ベースで1.7%を割ってきている。

しかし、チャートは依然として強い上昇トレンドを示している。

また、市場のインフレ期待は強いままである。

従って、2%到達は想定内。

ただ、米10年債利回りが2%に達すると、かなり高い確率でマーケットは調整局面に入るだろう。

最後にファンダメンタルズ。

以下は上記のリンク記事からの抜粋。

バンカメの調査では、10年物米国債利回りが2%に達すると株式市場は10%以上の調整局面に入ると見込むファンドマネジャーが大勢を占めた。

市場は米10年債利回り2%をかなり意識し始めている。

もし2%到達なら、金価格は1700ドルを割れ、1600ドル台前半まで調整が入る可能性がある。

今朝は以上！

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