NY金~下値目途の週足100EMAに到達

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1684ドル。

久しぶりの大陰線となっている。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日はアストラゼネカ製のコロナワクチン接種への規制が入ったことを嫌気され、相場全体に売り圧力が増した。

しかし、恐怖指数はそれほど跳ね上がっているわけではない。

30ポイントがリスクオフの基準なので、現在の値はそれほどでもない。

次に週足チャート。

昨日の安値は1678ドル。

これはほぼ直近安値（1676ドル）と同値である。

また、昨日は安値引けとなっており、ここからもう少し下値を探る展開になる可能性もある。

従って、利確はせずに売りポジはホールドしてある。

しかし、既に下値目途としていた100EMAに到達しており、ここから反発する可能性もあり、その場合は利確する予定である。

欧州におけるコロナ変異株の感染拡大により、経済回復への見通しが再び不透明化しているが、少し気になる記事を見つけたので紹介したい。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進むアメリカで、感染者や入院患者が増えている事態を受け、米疾病対策センター（CDC）所長が29日、「これから大変なことになる」と警告した。

アメリカのコロナ感染者数は激減しているという認識であったが、米疾病対策センター所長は、ここからコロナの感染拡大が悪化すると予想しているようだ。

変異株はコロナワクチンに効かないという報道も散見されている。

もしかしたら、コロナ禍はこれから本格的になっていくのかもしれない。

今朝は以上！

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