WTI原油~コロナ感染者数再び増加で原油に売り圧力

おはようさん！

昨日の原油価格は1.9%の上昇。

終値は60.39ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の高値は62.27ドル、安値は59.94ドルであった。

3日前まで20EMAと50EMAの間のレンジ相場であったが、それが2日前上方にブレイク。

もしこれが上昇トレンドへの転換であるなら、昨日の下げは押し目となる。

ただ、現時点ではノーエントリー。

本日の値動きを見てエントリーするかどうか決めたいと思う。

上昇トレンドに転換しているならば、もちろん押し目買いのタイミングを狙う。

次に1時間足チャート。

昨日は開場直後から引けにかけて一方的に下落している。

引けでは60ドルがサポートとして意識されている模様。

本日は60ドルがポイントとなる。

ここを維持して上昇に転じるならロングを仕掛けてみたいと思っている。

もし、60ドル割れで下落基調となるなら、そのまま様子見とする。

最後にファンダメンタルズ。

反落、アストラゼネカ製ワクチンの利用制限で

コロナ感染者数が再び増加に転じている。

特にヨーロッパにおいてその傾向が強く、相場の見通し悪化につながっている。

ドイツの予防接種常設委員会（ＳＴＩＫＯ）がアストラゼネカ製のコロナワクチンについて接種対象年齢を６０歳以上とするよう提言したことも重し。副反応として脳血栓症が発生する可能性があることが引き続き警戒されている。欧州連合（ＥＵ）が早急なワクチンの確保に苦慮するなかで、アストラゼネカ製のワクチンにリスクがあることは欧州の景気回復を遅らせるとみられている

今朝は以上！