昨日の原油価格は2.9%の上昇。
終値は63.46ドルであった。
まずは日足チャートを見てみよう。
出来高を伴いながらの上昇となっている。
一昨日の高値を終値ベースで超えてきており、上昇の勢いがさらに加速していることを示唆。
本日もこの勢いを維持する可能性が高い。
しかし、上値余地は限定的。
65ドルから66ドル付近には強い抵抗帯が控えている。
昨日の原油価格の上昇は、多分にNYダウの影響を受けている。
NYダウは32000ドルの大台に乗せてきている。
直近2週間はレンジ相場が続いたが、昨日は一気にレンジ上限を上に抜けてきている。
バイデン政権とFRBの思惑は一致しており、今後も財政支援策は継続される見込みが強い。
現在の市場の思惑とも一致しており、押し目は付けるものの、まだまだ株価は上昇基調を崩さないだろう。
上のリンク記事においても、パウエル議長、イエレン長官ともに政府の財政支援策を支持していると言っている。
- イエレン長官は22日、ニューヨーク・タイムズ紙主催のウェビナーで、バイデン大統領が推進する1兆9000億ドル(約200兆円)規模の財政支援パッケージをあらためて支持。
- 経済がパンデミックから長期にわたり悪影響を受けないようにするためには支出が必要だと主張した。
- 一方、パウエル議長は23日の上院銀行委員会での証言で、超緩和的な金融政策を維持する姿勢を表明するとみられている。
次にWTI原油週足チャート。
66ドルを上値ターゲットとした場合、ここからの上昇余地は3ドル程度となる。
テクニカル的には65ドルから66ドルで一旦押し目を付ける可能性が高い。
おそらく、65ドルを超えてくると利益確定の売りも出やすくなるだろう。
もしロングで入るなら、レジスタンスラインを上にブレイクアウトしたタイミングである。
レジスタンスラインからの反転をショート狙いもありだが、今の地合いでのショートは分が悪いと見ている。
今朝は以上!
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【トレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;1792.76L×100⇒1802.44C
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;ノーポジ