昨日の原油価格は2.78%の上昇。
終値は61.72ドルとなっている。
まずは日足チャートを見てみよう。
昨日の高値は61.73ドル。
ほぼ高値引けとなっている。
よって、本日も引き続き上昇基調を維持する可能性が高い。
しかし、出来高は一昨日から半減していること。
さらに、20EMAからの乖離が大きくなっていることには注意。
次に1時間足チャート。
NY時間開始と同時に大きく売り込まれている。
（日本時間23時の出来高が急増している）
しかし、60ドルを割ってきたところでは強い買いが入っている。
その後、買い優勢のまま引けている。
最後にファンダメンタルズ。
- 寒波の影響でテキサス州の石油施設の多くが操業停止に追い込まれる状態が続き、輸送に使うパイプラインにも悪影響が出ている。
- 原油供給が正常化するには時間がかかり、供給の減少で需給が引き締まる状態が長引くとの見方が強まった。
これが、最近の原油価格上昇の主要因とのこと。
しかし、以下のような観測もある。
- 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙（電子版）が17日朝、「サウジアラビアが原油の増産を検討している」と報じた。
- 石油輸出国機構（OPEC）加盟国や非加盟国は協調減産を続け、サウジアラビアは2月から自主減産も実施してきた。
- ただ、最近の原油高を受けて、3月のOPEC総会で4月以降の減産打ち切りを提案することを検討しているという。
とりあえず、テキサスの寒波の影響が続いている内は、原油価格は上昇基調を維持させるかもしれない。
しかし、現在の価格帯は既にレンジ上限に近づきつつあり、テクニカル的な調整の可能性もあることに留意したい。
今朝は以上！
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【トレード結果】
- WTI原油；ノートレ
- NY金；ノートレ
- WTI原油；52.11L×100
- NY金；1829.54L×200、1821.33L×100、1792.76L×100
