2019年10月12日土曜日

NY金~賢明な投資家は既にトランプの浅薄な発言を見抜いている

オッス!

昨日のNY金は軟調な展開となった。

米中貿易協議でトランプが執拗に成果をアピールしたため、市場が楽観したのが要因である。

しかし、トランプが成果アピールするときは、大概の場合その後ちゃぶ台返しが起こる。



つまり、外向きのポジティブ発言は彼の内側の不安の裏返しなのだ。

まずは日足チャートを見てみよう。




一時、チャネルを形成していたが、今や完全に三角持ち合いの様相を呈してきている。

このままボラティリティが低下し、上または下にブレイクするというのが今後の想定される展開である。

現在、NY金にとっては苦しい展開となっているが(ファンダメンタルズ的に)、必ずどこかでひっくり返るときがくる。

テクニカル同様、ファンダメンタルズもサイクルがあるからだ。

次に1時間足チャート。


昨日はレンジ下限にタッチした後、反発して終わっている。

安値は1473ドル。

これ以上、買い増ししないと決めていたが、さすがにここまで下げてくると買いたくなる。

ということで、少しだけ買い増ししてある。

最後に米中貿易協議について。

トランプが部分合意を熱烈にアピールした後、NYダウは上昇している。


しかし、今までに比べ上昇の勢いに陰りが見えている。

引け際には大きな売りがでて、やや長めの上髭をつけていることからも、市場は必ずしも今回の米中貿易協議の結果に満足していないことがわかる。

いや、むしろ懐疑的な投資家が増えてきているということである。

その最大の理由は、トランプが今まで散々相場をおもちゃにしてきたこと。

賢明な投資家は既にトランプの浅薄な発言を見抜いている。

反応しているのは、アルゴだけである。



市場が完全に楽観していないもう一つの根拠はドル円の値動きだ。


108.45から180.50付近には強力なレジスタンスがある。

昨日のドル円の終値は108.437。このレジスタンスを上にブレイクアウトできていないのだ。

昨年までなら、今回のような「トランプの煽り」があれば、このラインは簡単にぶち抜いてきたはずだ。

しかし、もうその効力はほぼ失われていると見てよいだろう。

従って、週明けのドル円はここから下落に転じる可能性が高い。つまり、円高・ドル安である。

そして、金価格は上昇というシナリオである。

今朝は以上!




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【トレード結果】
  • WTI原油;51.72L×300⇒54.5ドルC
  • NY金;ノートレ
【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1494.16L×200、1512.57L×300、1516.23L×100、1499.82L×200、1501.08×200、1499.02×100、1502.12×300
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