NY金~トランプの発言に反応が薄くなってきている市場

2019年8月29日木曜日

NY金~トランプの発言に反応が薄くなってきている市場

オッス！

昨日のNY金ははっきりしない値動きに終始。

高値こそ1546ドル台後半まで伸びたが、その後失速し終値は1540ドル。

トランプによる発言（中国との交渉は過去にないくらいうまくいっている）を受けて、株高となり、それが金価格の上値を重たくした。

しかし、かと言って市場がリスクオンに転換したというわけではない。

恐怖指数はむしろ上昇しているくらいである。

恐怖指数も未だ”Extreme Fear"のままである。

それでは日足チャートを見てみよう。

連日連騰であったのもあり、昨日は一休みといったところだろうか。

昨日のようなトランプの発言があると、今までは大きく値崩れしていたが、反応は限定的となっている。

そろそろ、トランプの相場操縦に対する耐性ができてきたのだろう。

トランプが言うように、米中貿易協議が数日で解決するわけがなく、今後もこれから数年以上に渡りこのゴタゴタは続くはずだ。

よって、金価格は今後もしばらく安泰である。

次に1時間足チャート。