2019年6月14日金曜日

WTI原油~市場は世界経済後退を憂慮していることが値動きからわかる

おはようさん!

昨日の原油価格は、日本時間の夕方にかけて急伸した。

一時、53ドル台半ばまで上値を伸ばす場面も見られたが、引けにかけて売りが急増。

長い上髭を付けて引けている。


テクニカル分析

日足チャートを見てみよう。





50ドル~55ドルのレンジは継続。

昨日は55ドルまでの上昇があったら、ショートで仕掛ける予定であったが、思ったほど上値は伸びなかった。

よって、チャート眺めに終始。

現在の原油価格は、レンジの中間に位置しており、どちらに動くかまったくわからない状況。

もうしばらく様子見するしかない。


次に4時間足チャート。


昨日は50日MAがレジスタンスラインとして機能している。

現在は20日MA付近を推移中である。

トレードの基本的戦略は変らない。
  1. 50ドルからの反転をロング
  2. 50ドル下抜けの場合、戻りをショート
  3. 55ドルからの反転をショート
  4. 55ドル上抜けの場合、押し目をロング
現在のファンダメンタルズを考慮した場合、どちらかと言えばショート目線である。

従って、理想的な展開は上記の2番と3番である。




ファンダメンタルズ分析

昨日の原油価格急伸は、ホルムズ海峡付近で石油タンカー2隻が爆撃を受けたことに端を発している。



一時2.5ドル超上昇したが、すぐに売り優勢となっている。

この値動きからわかることは、市場は世界経済後退懸念の方に重きを置いているということだ。

つまり、中長期的には原油価格は下落方向へ進む公算が高い。

もちろん、その要因は米中貿易摩擦である。

今月末、28日と29日の2日間に渡り、G20サミットが大阪で開催される。

その際、トランプと習近平との間で何らかの会談がなければ、市場にはさらに警戒感が広がるだろう。

しかし、たとえ両者の会談が行われたとしても、ポジティブな材料が出てくるとは到底考えられない。

(トランプによる自作自演はあり得るが)

今朝は以上!




【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;ノーポジ
応援ポチを忘れないでくれよ!
いつもありがとう!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ゴエモンをツイッターでフォロー







【こんな記事も読まれています】