2019年5月16日木曜日

NY金~高値・安値切り下げでやや弱い値動き

オッス!

昨日のNY金は、ほぼローソク足で引けている。

一時1300ドルを超える場面も見られたが、終値ベースでは1300ドル台を維持できずにいる。

高値は1300.86ドル、安値は1293.01ドル、終値は1296.40ドルであった。





テクニカル分析

日足チャートを見てみよう。





現在は1300ドルが強い抵抗帯となっている。

また、一目均衡表の雲下限が上に広がっており、ここも抵抗帯として機能しているようである。

昨日と一昨日の高値と安値を見ると、ともに切り下がってきており、やや弱さを感じる。

ロングでのエントリーはもう少し待った方が良いだろう。

しかし、ショートでも入りにくい局面である。

次に1時間足チャート。


レンジ相場となっている(1293ドル~1300ドル)

50日MA(青線)を這うようにして推移しているが、ここのサポートはそれほど強くないと思われる。



ファンダメンタルズ分析

何といっても米中貿易戦争が、現在の市場の行方を決める。

トランプは、中国が利下げをすることを予測し、FRBに対して利下げを要求している。
利下げによりアメリカ経済を下支えするということだ。

通常、利下げは金価格には有利に働く。つまり、金価格には上昇圧力が働くことになる。

しかし、今回は事情が少々異なる。利下げにより、資金が株式市場へとさらに流入する可能性が高い。

市場はまだ利下げを完全に織り込んでいないので、利下げ観測がさらに高まった場合、NY市場はさらに上値を試す動きとなるだろう。

今朝は以上!




【本日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;ノーポジ
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