2019年4月25日木曜日

NY金~ドル高進行で金価格の上値は重たし!

オッス!

昨日のNY金の高値は1278ドル、安値は1268ドル、終値は1275ドルであった。

終値ベースでかろうじて1275ドルは維持できたものの、上値は重たいままである。

まずは日足チャートを見てみよう。





NY金のテクニカル分析





相変わらず、200日MAにへばりつくような値動きとなっている。

昨日の安値1268ドルは、2日前の安値である1266ドルから切り上げてきている。しかし、下落基調はまだまだ続くと思われる。

現在、チャネル下限付近を推移中であるが、このサポートも今後割ってくる可能性がある。

なぜなら、金相場からの資金流出が止まらないからだ。今は緩和マネーが株式へと向かっている。

次に4時間足チャート。


1268ドル~1280ドルのレンジが続いている。

50日MAの下に潜り込んで推移しており、強い下落トレンドとなっている。

今後、レンジを上または下のどちらに抜けてくるかに注目したい。

下方にブレイクアウトする可能性の方が高いと見ているが、さてどうなるだろうか。

ドルインデックスに動きがあったので、こちらも確認しておくことにする。


ドルインデックスのテクニカル分析

まずは週足チャート。



三角持ち合いをとうとう上にブレイクアウトしてきた。

午前8時12分現在、98.05ポイントとなっている。

ここから上側に控えている抵抗帯は98.5ポイントである。その上には99ポイントがある。

日足チャートを見てみよう。


アメリカの景気が崩れない限り、しばらくはドル高基調が続くと思われる。

つまり、NY金にとっては厳しい状況が続くのではないだろうか。

ファンダメンタルズ分析

先述したように、現在はドル高基調である。

現在、市場には緩和マネーが余っている。

そのお金が、世界で唯一絶好調のアメリカに流れるのは当然だろう。

欧州、豪州ともに景気後退懸念のため、ユール、豪ドルが下落している。ドル円も112円を上にブレイクアウトしており、円安基調がより鮮明化してきた。

世界中からアメリカの株式に資金が流入している。これが、今の米株価上昇の背景にある。

お金は株式だけではなく債権にも流れ込んでいる。これが、米長期債利回りの低下を引き起こしているメカニズムである。

しばらく、米ドル高、米株式高、米長期債利回り低下の流れは続きそうだ。

以上!




【本日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;65.5L×100、65.9L×200
  • NY金;ノーポジ
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