NY金~今後買い増しを行う2つのポイントについて

おはようさん！

昨晩のNY金は一時1307ドルに迫る勢いであったが、引けにかけて下落。

終値は1297ドルとなり、1300ドル台を維持できなかった。

それでは、日足チャートを見てみよう。

現在は持ち合いのちょうど真ん中付近を推移中である。

この想定のまま価格推移するのであれば、レジスタンスラインに向けてしばらく上昇基調が継続することになる。

その場合、ラインタッチはおよそ1310ドルから1312ドル付近になる。

テクニカルに素直に動くならば、上で書いた通りの値動きとなるだろう。

ただ、レジスタンスラインにタッチした後、下落に転じるのか、このラインをブレイクアウトしてくるのかはわからない。

そのタイミングで何らかの材料が投下されれば、ブレイクアウトの可能性も出てくる。

また、何もなければ、レジスタンスラインにタッチした後はずるずると下落していくと思われる。

その場合の下値目途は1280ドル～1290ドルとなる。

もちろん、下で拾って行くつもりだ。

昨晩は終値ベースで1300ドルを維持できなかったが、値動きを見る限り1300ドルはそれほど意識されていない様子である。

つまり、このレベルは強い抵抗帯としての機能はそれほどないということ。

また、一目均衡表の雲下限を上に抜けてきているのは、ポジティブだ。徐々に上昇の勢いを取り戻してきている。

しかし、1305ドル付近には強力な抵抗勢力が残っている。このことは、昨日のローソク足を見てもわかる通りである（長い上髭）。

従って、1310ドルの前に1305ドルの売り圧力をこなす必要がある。