2019年4月7日日曜日

NY金~1280ドルを割ってくると下落基調がさらに鮮明化する可能性

おはようさん!

先週のNY金は下値を探る展開となった。

1280ドルまで下落する場面もあったが、週後半にかけて回復している。

市場全体の方向感は、失われつつある。


しかし、先週金曜日の米雇用統計を市場がどのように見ているかが、今週明確化していくと思われる。

今週もNY市場を睨みながらのトレードになりそうである。

まずは週足チャートを見てみよう。





現在のサポートは1280ドルだ。

今は何とかこのレベルで踏みとどまっているが、1280ドルを割ってくると下落基調がさらに鮮明化する可能性がある。

その場合の下値目途は1260ドル。ただし、ここのサポートはそれほど強くない(もちろん、その前に1275ドル付近で支えられるだろう)。

それでは、NY金と連動性が強い他の指数を見てみよう。

まずはドルインデックス。現在、97.36ポイント。

現在、ドル高となっており、今の金価格の低迷に大きく影響を及ぼしていると思われる。


次に米10年債利回りの日足チャート。


こちらは、先週の米雇用統計を受けて下げに転じている。

金価格にとってはフレンドリーな状況である。



次に、VIX指数。


こちらは、かなり低いレベルで推移している。

最近稀に見るほどの低水準だ。

リスクオフ局面に強いNY金にとって、これは逆風であえる。

しかし、昨日の記事にも書いたように、投機筋の売り玉がかなり溜まってきており(14万枚以上)、反転上昇も近いと見ている。

昨日の記事;NY金~NY市場に調整が入るまで金価格は方向感のない値動きに


そうなれば、金価格にとっては追い風になる。

もう少しの辛抱である。





【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;60.4L×100、60.7L×100
  • NY金;1241L×100、1243L×75
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