昨晩発表があった米雇用統計は、良好な結果となった。
発表を受け、NYダウは上昇したが、一本調子で上値を追う展開にはなっていない。
史上最高値に近づくにつれて、徐々に売り圧力が増しているようだ。
それでは、まずは米雇用統計の結果を見てみよう。
米中貿易摩擦とシステム誤作動問題の影響で未だにボーイングが冴えない。
NYダウの上値を重たくしている要因となっている。
S&P500も順調に上値を伸ばしている。
唯一の気がかりは、VIX(恐怖)指数である。
上のチャートを見てもわかるように、VIX指数はかなり低い水準となっている。それだけ、市場が楽観的になっている証左である。
しかし、大口投機筋による売りポジションが14万枚以上に膨れ上がっており、彼らが買い戻しに動けば相場が逆回転し始めるだろう。
雇用統計後の市場の反応は、概ね『好感』しているが、NYダウの動きを見てもわかるように限定的であることは確か。
今一つ方向感に欠けるように思える。
週明けのアメリカ市場は、最高値をうかがう動きになると思われるが、いつ何時大きな調整が起こってもおかしくない状況である。
また、現在の世界市場はアメリカ以外は「緩和的」である。これで、アメリカの金利政策がさらに一歩推し進めたならば、『緩和バブル』が起こるだろう。
トランプがFRBに対して「利下げ」を求める発言をしていること。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
【現在のポジション】
発表を受け、NYダウは上昇したが、一本調子で上値を追う展開にはなっていない。
史上最高値に近づくにつれて、徐々に売り圧力が増しているようだ。
それでは、まずは米雇用統計の結果を見てみよう。
- 3月の非農業部門雇用者数=+19.6万人
- 2月の改定値=+3.3万人
2月から回復基調を取り戻してきており、先行きの景気後退懸念が多少和らいでいる。
3月の非農業部門雇用者数は+19,6万人となっており、悪く無い数字である。しかし、賃金の伸びが先月に比べ鈍化している。
また、FRBは年内の利上げはしないことを明言しており、低金利の長期化が予想される。さらにインフレの兆候もなく株にとって適温相場となっている。
米10年債利回りも昨晩の雇用統計の結果を受けて、さらに下落している。
ただ、NYダウは前日比+40ドルとなったが、限定的な反応に留まっている。
米中貿易摩擦とシステム誤作動問題の影響で未だにボーイングが冴えない。
NYダウの上値を重たくしている要因となっている。
S&P500も順調に上値を伸ばしている。
唯一の気がかりは、VIX(恐怖)指数である。
上のチャートを見てもわかるように、VIX指数はかなり低い水準となっている。それだけ、市場が楽観的になっている証左である。
しかし、大口投機筋による売りポジションが14万枚以上に膨れ上がっており、彼らが買い戻しに動けば相場が逆回転し始めるだろう。
雇用統計後の市場の反応は、概ね『好感』しているが、NYダウの動きを見てもわかるように限定的であることは確か。
今一つ方向感に欠けるように思える。
週明けのアメリカ市場は、最高値をうかがう動きになると思われるが、いつ何時大きな調整が起こってもおかしくない状況である。
また、現在の世界市場はアメリカ以外は「緩和的」である。これで、アメリカの金利政策がさらに一歩推し進めたならば、『緩和バブル』が起こるだろう。
トランプがFRBに対して「利下げ」を求める発言をしていること。
さらに「量的緩和」も要求している(詳細は上の記事に)。トランプ米大統領「FRBは利下げすべき」、量的緩和再開も要求 https://t.co/2JUMjXZBkq— Goemon (@Goemon_ryugi) 2019年4月6日
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
【現在のポジション】
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1241L×100、1243L×75