2019年3月3日日曜日

NY金~1300ドルを回復できなければ、しばらく金価格の上値は重たくなる

オッス!

先週の金価格は大きく下落した。終値は1293ドル。先週の高値1332ドルから30ドル以上の急落である。

それでは週足チャートを見てみよう。





昨日の記事にも書いたように、この下側には1280ドルまで目立ったサポートがない。先週の流れを受けて、このまま下落していくなら1280ドルまでの下落は覚悟する必要がありそうだ。

ただ、いったんは反発(反動高)があってもおかしくない。その場合、1300ドルが目安となる。

1300ドルを回復できずに下落トレンド再開ならば、しばらく金価格の上値は重たくなると思われる。

その場合、さらなるポジション調整が必要になる。





1200ドル台後半のポジションを全決済する可能性もある。


矢印で示した青いラインは米10年債利回りの推移である。今回も比較のためにチャートに示してある。

通常、米10年債利回りと金価格は逆相関するが、最近はそのようには推移していない。

先週は後半にかけて米10年債利回りが上昇したものの、週単位ではわずかに下落しているほどである。

それにもかかわらず、先週のローソク足の大陰線。

全てが不可解である。

自分の理解を超えている場合、要注意である。

『マーケットのテクニカル分析』の著者であるジョン・マーフィー氏も言っているように、「相場に逆らわないこと」を再度肝に銘じておきたいと思う。


以上!




【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;1307L×50⇒1313C、1305L×100⇒1313C、1321L×50⇒1313LC、1305L×100⇒1308C、1295L×50⇒1295C

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50
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