昨日(3月7日)ECB(欧州中央銀行)理事会でのドラギ総裁の発言は、予想以上に踏み込んだ内容となった。
以下、主要な発言を箇条書きでまとめてみる。
以下、主要な発言を箇条書きでまとめてみる。
- 政策金利は据え置き
- 利上げは来年に先延ばし
- 超長期の銀行向け低利融資を再開
ドラギ総裁は、「目先の成長見通しは予想よりも弱い」と発言。EUの経済見通しを下方修正した形になった。
具体的には、EUの2019年成長見通しは、1.7%から1.1%に引き下げられた。またインフレ見通しも1.8%から1.6%に。
この内容に市場は敏感に反応。
まずは、EU圏の景気減速懸念からユーロが大幅に下落している。
アメリカ市場にも影響が及んでいる。昨日のNYダウの下落は、ドラギ総裁の超ハト派発言が引き金になったと思われる。
また、ユーロETFも大きく下放れしている。
また、ユーロETFも大きく下放れしている。
2年間サポートとして機能していたラインを下方ブレイクしている。
ドラギ総裁は「EU圏の経済は未だ健在である」とアピールしているが、市場はそのようには受け取っていない。
それは、チャートの反応を見れば一目瞭然である。
世界市場には、じわじわと景気後退の波が押し寄せてきている。
最後にリセッション入りするのはアメリカだが、こちらも徐々にほころびが出始めている状況だ。
現在の相場はトレンドの転換期である。トレーダーにとっては、非常に勉強になることが多いはずだ。
トレンド転換を身をもって経験する絶好の機会である。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
【現在のポジション】
ドラギ総裁は「EU圏の経済は未だ健在である」とアピールしているが、市場はそのようには受け取っていない。
それは、チャートの反応を見れば一目瞭然である。
世界市場には、じわじわと景気後退の波が押し寄せてきている。
最後にリセッション入りするのはアメリカだが、こちらも徐々にほころびが出始めている状況だ。
現在の相場はトレンドの転換期である。トレーダーにとっては、非常に勉強になることが多いはずだ。
トレンド転換を身をもって経験する絶好の機会である。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
【現在のポジション】
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1241L×100、1243L×75