WTI原油~56ドル上方ブレイクなら『押し目買い』だが、出来高減に要警戒

おはようさん！

昨日も原油は上伸。しかし、上値はかなり重たくなっている。



まずは日足チャートから。

高値56.3ドル、安値55.7ドル。そして引け値は55.9ドル。値幅はわずか0.6ドルに納まっている。

昨日はアメリカ市場が休場であったので、このような閑散として状況となった。

テクニカル的には雲の上限をしっかりと上に抜けてきている。未だ上昇トレンドが継続している。

しかし、徐々に上値は重たくなっており、ここからさらに踏み上げるためには56ドルを明確に上に抜ける必要がある。

なぜなら、56ドルは一つ上にレンジとなるからだ。




そのことを週足チャートで確認してみよう。

四角で囲まれた部分は56ドル～59ドルのレンジ相場となっている。

現在の原油価格は、このレンジの下限に当たる。従って、56ドルを明確に上に抜けてきた場合、このレンジ内に突入することになる。

昨日の記事にも書いたが、56ドルを上に抜ければ58ドル～59ドルまでは比較的容易に到達するはずだ。

従って、戦略としては56ドル上抜け後の押し目買いということになる。

しかし、週足チャートの出来高に注目して欲しい。

明らかに出来高が減少しているのがわかると思う。今週の出来高次第では、ここから反転下落の可能性もある。

（もし56ドル上方ブレイクなら、ここから出来高は増えていくことになるだろう）

以上をまとめると以下の通り。

1. ここからさらに上昇するには56ドルを明確に上方ブレイクする必要あり
2. 56ドル上方ブレイクで58ドル～59ドルまで上昇する可能性大
3. その場合、56ドル上方ブレイク後の押し目買い
4. しかし、週足チャートの出来高に要警戒

今朝は以上！






【昨日のトレード結果】

• WTI原油；ノートレ
• NY金；ノートレ

【現在のポジション】

• WTI原油；ノーポジ
• NY金；1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50、1295L×50、1307L×50、1305L×100、1305L×50

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