相場にはサイクル(循環)がある。
具体的には金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場を輪廻する。
金融相場の初期はまだ不景気だが、中盤から終盤にかけて景気が回復し株価も上昇していく。
ポイント;金利低下+株上昇
景気の好循環が生まれている状態だ。株価が天井を打つのも業績相場のときである。
ポイント;金利上昇+株上昇
具体的には政策金利の引き上げを行うことで、ブレーキをかける。しかし、急ブレーキは市場の大暴落につながるので、繊細なかじ取りを要する。
逆金融相場では、株価の上値が重たくなり、徐々に下落トレンドへと転換していく。
そして、現在のアメリカは逆金融相場の終盤に差し掛かっている状況である。
アメリカの企業業績は悪化が目立ち始めている。消費者心理はまだ冷え込んでいないが、これはおそらくこれから来るだろう。
【昨日のトレード結果】
【現在のポジション】
具体的には金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場を輪廻する。
金融相場
政策金利を下げ、金融緩和を実施することで市場への資金流入が起こる。そのため、株価は上昇する(不景気から脱却するために、政策金利の低下+金融緩和を行う)。金融相場の初期はまだ不景気だが、中盤から終盤にかけて景気が回復し株価も上昇していく。
ポイント;金利低下+株上昇
業績相場
金融緩和によって株価が上昇するに伴い、企業業績が好調となる。そして、企業業績が好調になることで、さらに株価が上昇する。景気の好循環が生まれている状態だ。株価が天井を打つのも業績相場のときである。
ポイント;金利上昇+株上昇
逆金融相場
業績相場で市場が過熱化することでバブルになる可能性がある。従って、景気の過熱感を抑えるためにブレーキをかける必要が出てくる。これを逆金融相場と言う。具体的には政策金利の引き上げを行うことで、ブレーキをかける。しかし、急ブレーキは市場の大暴落につながるので、繊細なかじ取りを要する。
逆金融相場では、株価の上値が重たくなり、徐々に下落トレンドへと転換していく。
逆業績相場
株価の下落に伴い、企業業績が悪化。また消費者心理も冷え込んできており、完全に景気後退局面に入っている状況である。株価は低迷。アメリカの現況(2019年2月27日現在)
2018年末までのアメリカは逆金融相場であった。そして、現在のアメリカは逆金融相場の終盤に差し掛かっている状況である。
アメリカの企業業績は悪化が目立ち始めている。消費者心理はまだ冷え込んでいないが、これはおそらくこれから来るだろう。
【昨日のトレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;1325L×50⇒1326C
【現在のポジション】
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50、1295L×50、1307L×50、1305L×100、1305L×50