金先物チャートで重視しているのは、週足や日足の長期足チャートである。
原油も同様なのだが、先物の場合、変動幅が大きくて短期足チャートでは『予測』が成り立たないケースがどうしても多くなってしまう。
従って、まずは週足と日足チャートでトレンドを確認することが大切である。
これらの長期足チャートで現れているトレンドは、信頼性が高い。よって、『予測』が成り立ちやすいのである。
そして、チャートの状況分析には、非常にたくさんの方法がある。その中で、個人的によく使っているインディケーターを以下に紹介する。
ちなみに、EMA(Exponential Moving Average)=指数平滑移動平均線を使っている。EMAについては、また機会を改めて説明したい。
原油も同様なのだが、先物の場合、変動幅が大きくて短期足チャートでは『予測』が成り立たないケースがどうしても多くなってしまう。
従って、まずは週足と日足チャートでトレンドを確認することが大切である。
これらの長期足チャートで現れているトレンドは、信頼性が高い。よって、『予測』が成り立ちやすいのである。
そして、チャートの状況分析には、非常にたくさんの方法がある。その中で、個人的によく使っているインディケーターを以下に紹介する。
トレンドライン
トレンドラインには主に以下のようなものがある。
- サポートライン
- レジスタンスライン
- チャネルライン
過去の高値と安値が、サポート&レジスタンスラインになる。また、節目の数字も意識されやすい。節目の数字というのは、切りの良い数字のことだ(1300、1305、1310、1315・・・・)。
チャネルラインは、上昇トレンドまたは下落トレンドにおいて引くことができるラインである。トレンドの高値と安値を結ぶことで引くことができる。
フィボナッチライン
このラインが使えるのは、特に押し目や戻りを推測するときである。
例えば、上昇トレンドの途中でレジスタンスラインにぶつかった後、どの程度の押し目を付けるかを予測するのに非常に役立つ。
主に以下のラインがある。
- 61.8%
- 50%
- 38.2%
- 23.6%
フィボナッチラインの由来は、数学者のレオナルド・フィボナッチである。不思議とこのラインがサポートになったり、レジスタンスになったりする。
移動平均線
まず、移動平均線が重要である。個人的には、20日、60日、100日、300日の4本の移動平均線を使っている。ちなみに、EMA(Exponential Moving Average)=指数平滑移動平均線を使っている。EMAについては、また機会を改めて説明したい。
出来高
次に出来高である。これは、トレンドの強さを見る際にとても重要な指標となる。基本的には、以下の通りになる。- 出来高増+上昇トレンド⇒積極的な買い(押し目買い)
- 出来高減+上昇トレンド⇒消極的な買い(下落トレンドへの転換近し)
- 出来高増+下落トレンド⇒積極的な売り(戻り売り)
- 出来高減+下落トレンド⇒消極的な売り(上昇トレンドへの転換近し)
一目均衡表
これも役に立つ指標である。多くの外国人トレーダーも一目均衡表を見ていると言われている。
雲の厚みや切れ目で、将来的な価格推移を予測するのに役立つ。
- 厚い雲⇒強力なサポートもしくはレジスンタンス
- 雲の切れ目⇒弱いサポートもしくはレジスンタンス
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドでは、以下の2点を見る。
- 収束期(スクィーズ)と拡大期(エクスパンション)
- ±1σ、±2σ、±3σ
収束期はボラティリティが低下、拡大期はボラティリティが増大している。また、収束期はレンジ相場、拡大期は上昇または下落トレンドが発生している。
σは標準偏差を示す。それぞれ以下の通り。
- 収束期=ボラティリティ低下+レンジ相場
- 拡大期=ボラティリティ増大+上昇・下落トレンド
σは標準偏差を示す。それぞれ以下の通り。
- 1σ=68.26%
- 2σ=95.44%
- 3σ=99.74%
-3σから+3σの間に収まる確率は99.74%ということになる。
RSI
相対力指数とも呼ばれる。「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」を判断するための指数である。
単位は%である。