それにしても、アメリカ市場が強い。
先週の金曜日だけで480ドルの大幅上伸である。
NYダウ日足チャート。
先週の終値が25891ドル。2018年10月1日の高値26961ドル、さらに2018年1月29日の26699ドルを目指す値動きとなっている。
米政府機関閉鎖が回避されたことが大きく影響している。また、米中貿易協議に進展があったことも強材料となっている。
トランプ大統領はツイートで「極めて順調」とアピールしている。
北京では閣僚級の貿易協議が行われていたが、週明けにはワシントンにとて米中通商協議を再開することになっている。こちらでさらなる進展があるならば、ダウは史上最高値を目指すかもしれない。
また、EUにおいて長期資金供給オペ(TLTRO)の導入を検討しているという報道を受け、欧州株が大幅高している。もちろん、これもNY市場には好感されている。
このように、世界市場は楽観ムード満載である。こういう時はどんなネガティブな材料も見て見ぬふりとなる。
しかし、トランプの本丸は中国による『知的財産権の侵害問題』である。中国は盛んにアメリカからの輸入を増やしているが、トランプはそんなことはどうでも良いと思っているはずだ。
知的財産権侵害問題については、両者の落としどころが見つかるまで、まだまだ時間がかかるだろう。
ちなみに、ムニューシン米財務長官は、「合意への期待は維持されているが、解決しなければならない問題は山積している」と発言している。
年内に決着すれば御の字である。
また、3月1日に予定されていた、アメリカによる中国からの輸入関税引き上げについては、60日間の延期が決まっている。
(中国側は90日の延期を希望したが却下されている)
いずれにせよ、遅かれ早かれアメリカがリセッション入りするのは確実である。
現在の相場はそれまでの延命措置に過ぎない。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
【現在のポジション】
先週の金曜日だけで480ドルの大幅上伸である。
NYダウ日足チャート。
先週の終値が25891ドル。2018年10月1日の高値26961ドル、さらに2018年1月29日の26699ドルを目指す値動きとなっている。
米政府機関閉鎖が回避されたことが大きく影響している。また、米中貿易協議に進展があったことも強材料となっている。
トランプ大統領はツイートで「極めて順調」とアピールしている。
北京では閣僚級の貿易協議が行われていたが、週明けにはワシントンにとて米中通商協議を再開することになっている。こちらでさらなる進展があるならば、ダウは史上最高値を目指すかもしれない。
また、EUにおいて長期資金供給オペ(TLTRO)の導入を検討しているという報道を受け、欧州株が大幅高している。もちろん、これもNY市場には好感されている。
このように、世界市場は楽観ムード満載である。こういう時はどんなネガティブな材料も見て見ぬふりとなる。
しかし、トランプの本丸は中国による『知的財産権の侵害問題』である。中国は盛んにアメリカからの輸入を増やしているが、トランプはそんなことはどうでも良いと思っているはずだ。
知的財産権侵害問題については、両者の落としどころが見つかるまで、まだまだ時間がかかるだろう。
ちなみに、ムニューシン米財務長官は、「合意への期待は維持されているが、解決しなければならない問題は山積している」と発言している。
年内に決着すれば御の字である。
また、3月1日に予定されていた、アメリカによる中国からの輸入関税引き上げについては、60日間の延期が決まっている。
(中国側は90日の延期を希望したが却下されている)
いずれにせよ、遅かれ早かれアメリカがリセッション入りするのは確実である。
現在の相場はそれまでの延命措置に過ぎない。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
【現在のポジション】
- WTI原油;
- NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50、1295L×50、1307L×50、1305L×100、1305L×50