2018年12月9日日曜日

低所得高齢者の医療費軽減廃止

これに関するニュース、「貧乏な高齢者を殺す気か!?」とか「老人いじめ!」など、いろいろ物議をかもしている。

しかし、そんなに大層な話ではない。






政府は7日、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度について、低所得者を対象に保険料を最大9割軽減している特例措置を、来年10月にも廃止する方向で検討に入った。

年金収入が年168万円以下の高齢者約740万人が対象になる。法令で定める軽減幅は7割だが、現在は税金を使ってさらに安くしている。


 現役世代と負担をより公平にする観点から特例を廃止して本来の規則通りの運用を目指し、増大する社会保障費の圧縮にもつなげたい考え。

ソースはこちら。



まずはタイトルの「低所得高齢者の医療費軽減廃止へ」だが、これが完全にダマシ。

医療費ではなく保険料だ。

意図的にこんなタイトルつけているのかどうかは知らないが、こういうので市民感情を煽り、政府批判を促す手法をマスコミはよく使うので、どうしても懐疑的になってしまう。



今回、自民党が検討に入っている具体的な内容は以下の図に簡潔にまとめられている。


収入が168万円以下の世帯では、今まで9割軽減措置が特別にとられていた。

それを通常の7割に戻しましょうというのが、今回自民党が提案していることだ。

7割軽減に戻すと月額負担は1130円となる。

9割軽減のときとの差額は500円からせいぜい700円程度だ。

低所得者にとってはそれなりの負担になるのだろうが、医療費の節減のためには当然の措置である。

先述したように、今までは特例であったのを、従来の軽減措置に戻すだけである。

それにもかかわらず、自民党批判、安倍批判をしている奴らが多すぎる。

すぐに感情的になる奴ほど、上辺だけを見て脊髄反射的に反応している。

動物と同じである(笑)。





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