2017年8月6日日曜日

ファンダメンタルズ~外国勢はリスクオフの体勢

金曜日の米雇用統計は事前予想よりも強い内容となった。

それを受け市場はドル高で反応。





ドル高を受けNY金は1260ドルを割り込むところまで急落している。



発表された内容は以下の通り。

非農業部門雇用者数;20.9万人(事前予想は18万人)
失業率;4.3%(事前予想は4.3%)
平均時給;+0.3%(事前予想は+0.3%)
米貿易収支;ー436億ドル(事前予想はー450億ドル)


赤色で示した部分が事前予想よりもよかった数字である。

個人的には平均時給に注目していたが、これは事前予想と同じ。

しかし、0.3%程度の伸びというのは弱いな。




今回の米雇用統計は、個人的にはほぼ無風であったと感じている。

それよりも、現在市場が材料視しているのは、トランプ大統領の北朝鮮、そして中国に対する今後の対応だ。

さらに、トランプリスクもくすぶり続けている。

そして、それはネガティブな思惑の方が強くなっている。


日経先物はほぼ外国人投資家によって動かされているが、昨日日銀が資金投入したにも関わらず、上値は限定的であったことからも、外国勢がかなり売り込んできていることが想像できる。

(米雇用統計を受けドル安に傾いたことで若干上昇しているが)

週明けの北朝鮮関連の材料に注視していきたいと思っている。

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