連日のNYダウ、ナスダック、S&Pの連騰。
トランプ相場は冷めるどころか、ますます過熱している。
来週のFOMC前後に多少の押し目があったとしても、このままだと年内に2万円の大台は軽々と超えてくるのではないか?
それに反比例するように金価格はじりじりと値を下げている。
今朝の金は1159ドル。
NYダウ、ナスダックの勢いは、少なくともトランプ政権が始動する来年1月20日までは続くと思われる。
従って、まだまだ金からの資金流出は続くだろう。
目先は1140ドルの抵抗帯だ。
ここを割った後は1100ドルまでは自然落下することとなる。
しかし、1100ドルのレジスタンスはそれほど強力ではないので、1050ドル辺りまでの下落は止むを得ないかもしれない。
次に日足チャート。
これを見ると、100日MAがもう少しで200日MAを下抜けする。
こうなると、全ての移動平均線がきれいに並ぶことになり、ダウントレンドがさらに強固なものとなる。
来週中にはそのようになるのではないか?
いずれにしても、今の金には手を出すべきではないな。
FOMC後の値動きを見てから判断することにしよう。