2019年1月16日水曜日

WTI原油~昨日の上昇は「積極的な買い」ではない

おはようさん!

昨日の原油は上伸し、終値は52.1ドル。



昨日の原油上昇は、中国景気の懸念後退とのこと。
一昨日の下落が中国の景気後退懸念で、昨日がその懸念後退と、毎日忙しい(笑)。

この手のソースは殆どが後付けなので、参考程度にすべき。

それにしても、日経新聞も節操がない。

ただ、中国が景気対策を焦っているのを見れば、今後どのようになっていくかは想像に難くないだろう。

まずは日足チャートを見てみよう。





さて、昨日の上昇が本物かどうかについてだが、俺はこの上昇はまだ信用できないと見ている。

一番の根拠は昨日の出来高だ。

見ての通り、原油価格が上昇しているにもかかわらず、出来高は減少している。

従って、昨日の上昇は「積極的な買い」によるものではない。

価格推移に方向感がないのもあるが、この状況では手控えるトレーダーが多いはずだ。

トレンドが明確化するのは、もう少し後になりそうである。




次に4時間足チャート。


4時間足チャートだと、原油価格推移と出来高の関係がより明確である。

(原油価格上昇と出来高現象)

昨日のダウは上昇傾向にあったため、200日MA(黄色線)の手前でロングで仕掛けるかどうか迷ったが、結局そのまま様子見に徹した。

結果的には上昇しているが、判断は正しかったと思っている。

こういうところで中途半端なポジションを取らない方が賢明だろう。

トレンドが明確化するまでしばらく様子見が続きそうである。

今朝は以上!






【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50、1295L×50

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