週明けは今年のメインイベント、米FOMC政策金利発表がある。
120%織り込んでいるので、大した動きはないものとみている。
発表直後は余程のサプライズがない限り、比較的まったりとした感じになるのでは?
市場の関心はもうそこにはなく、来年の利上げ回数に移っている。
12月14日(水)の主な経済指標
- 米小売売上高(22:30)
- 米生産者物価指数(22:30)
- 米鉱工業生産(23:15)
- 米設備稼働率(23:15)
- 米FOMC政策金利発表(15日04:00)
12月15日(木)の主な経済指標
- 米四半期経常収支(22:30)
- 米NY連銀製造業景況指数(22:30)
- 米フィラデルフィア連銀景況指数(22:30)
- 米消費者物価指数(22:30)
- 米新規失業保険申請件数(22:30)
12月16日(金)の主な経済指標
- 米住宅着工件数(22:30)
- 米建設許可件数(22:30)
米設備稼働率は投資活動の活発度を見るには重要な指標である。
現在、75%程度をうろうろしているが、トランプ相場でどの程度上昇してくるかが見ものである。
過去5年で80%を超えたのは、たった一度だが、これを超えてくるようだと、インフレ圧力が高まっている証左となる。
また、米消費者物価指数もインフレ圧力を見る時に重要な指標だ。
これまた、トランプ相場による市場センチメントにより、個人の購買意欲が増しているようなので、今回どの程度の数値が出てくるか注目したい。
既述したが、今後は来年の利上げ回数だ。
今後はそれを念頭に経済指標の結果を吟味していくことになる。