2016年12月12日月曜日

WTI原油~これからのトレードで注意すべきこと

おはようさん!

12月10日のOPEC・非OPEC会合によって、日量で約60万バレルの減産合意が成された。
昨日、この件に関する記事をアップしているので、まだ読んでいない方はこちらをどうぞ。

OPEC・非OPEC15年ぶり原油協調減産合意で原油価格は爆上げなのか!?



おそらく、今朝は上窓を開けてのスタートとなる。

まずは、10月19日に付けている52.21ドルを超えてくるかを見ることになるが、ここは早々に(今日中に)上抜けするのではないだろうか。

ここからは、53ドル~58ドルのレンジに移ってくると思われる。

ただ、そうなるとアメリカシェールとの兼ね合いがクローズアップされてくる。

せいぜい、60ドルが良いところだろう。

また、現段階では減産合意をしただけであり、実際にそれが実行に移されているわけではないということに注意が必要である。

原油生産国はかつてないほどの増産を行っており、明らかに駆け込み増産の様を呈している。

彼らが本当に減産合意内容を順守して実行するかどうか、市場はまだ懐疑的なはずだ。

さらに、今回の減産量と合わせ、全体で180万バレルの減産量となるが、これでは不十分であるとする意見もちらほら見かける。

市場の関心がそちらに向き始めたら、当然ながら原油価格の上値は重たくなる。

そのようなファンダメンタルズ的要素にも常に注意を払っておく必要があるな。

オイルトレーディングに関しては、今週は上目線でOKだろう。

この後、具体的な原油戦略について記事をアップする。

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