2016年11月22日火曜日

NY金~30年分のドル指数チャートから金価格の今後を占う

NY金価格とドルインデックスは、逆相関にあることは知っていることと思う。

トランプ相場が始まって以来、ドル高が止まらない。



従って、金価格の上値は非常に重たくなっている。

今日のドルインデックスは若干下げ気味のため、金価格も若干戻しているが、まだまだ先行きはわからない。


下のグラフを見てほしい。

これは、30年分のドルインデックスの価格推移だ。


3本ほどトレンドラインが引かれてある。

まず、2006年から現在まではペナント型の三角持ち合いになっていた。

それが、昨年上抜けしているのがわかるだろう。


次に、最上部にあるトレンドライン(レジスタンス)に注目して欲しい。

現在、こちらのレジスタンスも上抜けしている。


このことからわかることは、少なくともドルインデックスに関しては、ブル相場に突入しているということだ。

それもかなり強力なやつだ。

今後、どこまで上昇の勢いが続くかはわからない。

トランプ次期大統領の経済政策が、大きく影響するであろうことは明らかである。


現段階の金価格の上値が重いのも、このことからよく理解できるだろう。

そして、もしドルインデックスのブル相場が今後しばらく続くのであれば、当然ながら金価格は徐々に値を切り下げてくることになる。


NY金価格の先行きが、ある程度明確になるのは、来年の1月以降だろう。

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