NY金～10年債＆米ドル指数＆12月利上げ

金価格と強い相関性をもっているのが、米10年債利回りだ。

ゴールドトレーダーであれば、毎日チェックしているはずだ。



今朝は昨日より若干利回りは上昇している。

こちらは日足。

12月の利上げに向かって上昇中である。

しかし、市場が利上げを完全に織り込んでいるのならば、今は天井かもしれない。

こちらは4時間足チャート。

直近10日間はボックス相場だ。

12月利上げ決定で上昇すると思われるが、限定的になるかもしれないな。


次に米ドル指数の日足チャート。

こちらも利上げを織り込んでの上昇曲面。

米10年債利回り、そして米ドル指数、両方とも現在の金価格にはマイナスに作用する。

つまり、金価格には下押し圧力が強く働いている。


このような状況にも関わらず、金価格は上昇している。

つまり、金の買いが戻ってきているというサインだ。


1250ドルまで下がったところで値ごろ感も出てきたのだろう。

インドや中国でも現物買いが徐々に増えてきているようだ。


最後に12月利上げ織り込み具合。

何と！73.6％！！

かなり織り込みが進んでいるようだ。

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