オイルトレーダーにとってのサプライズは、9月28日のOPEC非公式会合での「減産合意」報道だ。
実際は減産に合意したわけではなく、11月のOPEC会合で減産合意を目指して話し合うことに合意したということだけだ。
何ともややこしい話だな。
市場はそれでもポジティブに反応して、原油価格は50ドルを突破。
しかし、先週金曜日のロシア石油相のネガティブ発言で急落した。
そして、本日9日からOPEC非公式会合が開かれる(13日まで)。
この非公式会合でのポイントは、ロシアが減産に協調するかということだ。
ちなみに、プーチンは減産協調に前向きな発言をしている。
そして、もう一つのポイントは、サウジがどの程度譲歩するのかということ。
9月28日の非公式会合では、一日の生産量を最大70万バレル減らす方向で意見がまとまっている。
しかし、まだ国別の割り当てが決まっていない(これを11月に決めるようだが・・・)。
一部報道によると、70万バレルのほとんどをサウジがかぶるということだ。
おそらく、「あの頑固なサウジがそんなことあるわけないじゃん」と思うだろうが、意外とこれはあっさり実現する可能性がある。
その根拠について説明しよう。
例年、サウジでは11月から数か月は原油生産量が減少する。
それは季節要因によるものだ。
つまり、気温が下がるため、需要が減るのである。
それが、一日30万バレルから50万バレルなのだ。
従って、サウジが40万バレル減産に同意したとしても、それほど大きなダメージは受けないように思われる。
週明けのオイルマーケットは、ファンダメンタルズに大きく動かされると思われる。
そして、最近の原油価格は、ロシアとサウジが何らかのサインを出した時に大きく動き、その他の国からのサインにはほぼ反応しない。
従って、原油価格は方向感のない動きをするのではないだろうか?
これら二国からのニュースを注視していきたいと思う。
この後、金のトレーディングについての記事をアップするぞ!
ちょっと待っててくれよ。
追伸:
以前アップした記事で訂正箇所があったので、そちらを訂正してある。本当に申し訳ない。
こちらの記事→金は爆下げ~週足100日移動平均線でタイミングを計る
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お陰様で今日は25位に大躍進!いつもありがとう!!
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それは季節要因によるものだ。
つまり、気温が下がるため、需要が減るのである。
それが、一日30万バレルから50万バレルなのだ。
従って、サウジが40万バレル減産に同意したとしても、それほど大きなダメージは受けないように思われる。
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