2016年9月22日木曜日

ずばり”FOMCは12月利上げを断念”する

本日の日本時間午前3時過ぎにFOMC会見が行われた。

結果は大方の予想通りだったな。



詳細は他のブログでも読んでいただきたい。


ここでサプライズ利上げでもしたら、世界を巻き込む大混乱となっていただろう。

既定路線だ。





さて、今後の焦点は12月利上げの有無についてとなる。

現段階では、どちらかと言うと市場は「12月利上げあり」に傾いている感じだ。

そして、FOMCメンバーの面々も利上げしたくてうずうずしているような状態である。

おそらく、これから利上げ織り込み度が増してくるだろう。

(事実、今回の会合後、市場の織り込み度は58%から63%に上昇している)

その場合、FOMCメンバーによるタカ派発言がどんどん増える(この辺も注視が必要だ)。

ただ、それも今後のアメリカの経済指標次第となる。


特に12月FOMC会合前にあるGDP(7月~9月期)は市場の大注目となる。


ここが、次に大きく相場が動く時期となるだろう。

(大統領選もあるが・・・)

まだまだ予断は許さない状況だ。


それでは、ここから俺個人の主観を交えた今後の見解について書きたいと思う。

ずばり、「アメリカは12月の利上げをできない」だ。

アメリカの景気減速は明らかである。

よく考えてみてほしい。

昨年は2016年の利上げ回数を3~4回と見積もっていたのだ。

それが、今回のFOMC会合では年内1回にまで減っている。

そして、それさえ遂行できるかどうかさえ微妙な状況になってきている。

俺はFOMCは金利据え置きを数回繰り返したのち、利上げせずに利下げに転じるのではないかと予測している。


その時、金価格はどうなるか・・・そんなの言わずもがなだな。

1500ドルは確実に超えてくるだろう。


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