だから、景気が悪くなると金価格は上がる。
つまり、株価と金価格は逆相関の関係にある。
株価が上がれば、金価格は下がるという具合である。
通常、金価格はNYダウと逆相関になるので、金価格が上がっている時はNYダウは下げていることが多い。
しかし、最近はこの逆相関が機能していない。
NYダウは上がり続け(連日の高値更新)ているにも関わらず、金価格も上がり続けている(最近は足踏み状態だが)。
これは一体何を意味しているのか?
まず、金価格が上がっているのは、そこへ欧米からの資金流入があるということだ。
現在、株と金に同時に資金流入が起こっている。
この資金の流れはいつか壊れる。
つまり、NYダウの価格はヘッジファンドにより可能な限り釣り上げられて、どこかで売り抜けられるだろう。
そして、その資金はドッと金へと流れ込み、金価格は暴騰するというシナリオだ。