2021年7月19日月曜日

WTI原油~下値目途は週足20EMA

おはようさん!

先週の原油価格の終値は71.56ドルであった。

高値は70.52ドル、安値は70.16ドル。

今朝は週足チャートから見てみよう。




先々週に高値76.98ドルを付けた後、軟調な値動きとなっている。

77ドルは強く意識される抵抗帯であることは、以前からこのブログでも明言していた。

従って、ここで押し目を付けることは想定内である。

ただ、原油価格は今後も上昇基調を継続させると見ており、基本的にはロングである。

アメリカはバケーションシーズンが近づいており、毎年恒例の夏枯れ相場が目の前である。

特に今年は「リベンジコロナ」でアメリカ人が、例年以上に活発に旅行をするのではないだろうか。

そうなるとガソリン需要は急増し、原油の需給バランスが崩れる。

当然原油価格は上昇していくことになる。


問題は今回の押し目がどの程度のものになるのかということ。

週足チャートであれば、まずは20EMAが1つの目安となるだろう。

現在のレベルで66.42ドルである。

つまり、ここからさらに5ドル超の下落となる。

この付近まではポジションはホールド、または買い増しをしていく予定である。


次に月足チャート。


上のチャートにおいて青色のラインがおよそ77ドルを示している。

先週はこのラインでしっかりと反応しているのがわかると思う。

最後に77ドルを試したのが2018年10月。

従って、今回は3年ぶりのトライということになる。

2018年10月以降の値動きを見ると、77ドルを試した後、大きく値を崩している。

このような値動きになることは、現段階では想定外である。

当時とは原油市場の地合い(ファンダメンタルズ)が大きく異なるため、ここから大きく値崩れすることはないと考えている。

しかし、ロスカットラインはあらかじめ設定しておかなければならない。

今回は先述した週足20EMAがその目安である。

今朝は以上!


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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;73.44L×100、71.69L×100、71.23L×100
  • NY金;1891.56L×100、1866.55L×100、1878.93L×100、1879.52L×100、1824.56L×100、1780.34L×100、1754.38ドル×100



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