おはようさん！

先週の金の終値は1771ドルであった。

高値は1773ドル、安値は1764ドル。

まずは日足チャートを見てみよう。

先週金曜日ははっきりしない値動きであった。

現在（午前7時12分）開場直後だが、下げて始まっている。

このまま順調に下げてくれば、再び20EMAと50EMAを試すことになる。

2本の移動平均線がオーバーラップしており、買いが入りやすい価格帯。

それは、直近の値動きを見ても明白である。

これらのラインを下にブレイクアウトできれば、1730ドルまで一気に下落してくる可能性がある。

次に米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。

20EMAを上に抜けてから3週間が経過。

直近では上昇基調を維持しているものの、やや上値が重たい状況が続いている。

しかし、インフレ圧力は未だ強いため、ここからさらに上値を追う展開が続くと予想している。

その場合、NY金には売り圧力が作用。

最期にこちらの記事をご紹介。

米経済「インフレを受容」　バフェット氏、回復継続見込む

お金を稼いだ人がモノやサービスに高い価格を払うようになっているため、ただちに消費の急減速や、長期金利の急上昇（債券価格の急落）などを通じた悪影響が出にくい

バフェット氏はインフレについて、「マーケットがインフレを許容している」と発言している。

最近の米10年債利回りに対し、株価は商品価格の反応が以前と比べて強く反応していない感じがしている。

おそらく、バフェット氏が言っているように、市場が徐々にインフレを許容し始めているのではないだろうか。

今朝は以上！

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