2021年3月6日土曜日

NY金~週明けも金価格は下落トレンド継続と予想

 昨日のNY金の終値は1700ドル。

終値ベースで1700ドル台を回復してきているが、依然として上値は重たい状況である。

週明けも下落トレンドが継続すると予想している。

まずは日足チャートを見てみよう。




昨日の安値は1687ドルであった。

さすがに売られ過ぎだと思われるので、ロングのタイミングを計っている。

しかし、まだ強い下落トレンドが継続しており、今はそのタイミングではない。

トレンドに逆らって勝つことは100%あり得ないので、ここは辛抱のしどころである。

ただ、テクニカル的にはそろそろ反転しても良さそうである。

週足チャートを見てみよう。


現在、100EMAを試しているところである。

週明けはこのラインを死守できるかどうかがポイントとなる。

万が一、下抜けなら1600ドル割れまで急落すると予想している。

次に月足チャート。


こちらは20EMAを試している。

従って、現在の価格帯は週足では100EMA、月足では20EMA付近にあり、テクニカル的には支えられやすいところにある。

しかし、今後の金価格の行方は米10年債利回りの値動き次第である。


米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。


昨日は十字線となっているが、1.5ポイント後半を維持して終えている。

このまま、1.8ポイントから1.9ポイントまでの上昇はかなり高い確率で起こると予想している。

従って、週明けも米10年債利回りの上昇トレンドは継続していくだろう。

それに呼応するように、金価格は下落トレンドを維持していくと思われる。

米10年債利回りが1.8ポイント付近で安定し始めない限り、金価格の下落基調は維持されるだろう。

最後にファンダメンタルズ。

金価格の下落は、先日のパウエル氏による米長期金利の上昇を容認する発言で拍車がかかっているのは確かである。


  • ブラード米セントルイス連銀総裁は長期債利回りを抑制するオペレーション・ツイストは想定していないと語った。
  • 2月の米雇用統計が堅調だったこともドル高の背景だが、雇用回復は遅れており、この結果を受けても米金融政策見通しは変化していない。

米株式市場がこれ以上軟調になれば、何らかの対応をしてくる可能性は大きい。

市場もそれを期待しているはずである。

どこかのポイントで逆回転し始めるのは確かであるが、それがいつになるかはわからない。

今朝は以上!



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