2021年2月23日火曜日

WTI原油~テキサス寒波&サウジとロシアの対立で原油価格はさらに上昇へ

おはようさん!

昨日の原油価格は3.95%の大幅な上昇。

終値は61.60ドル。

まずは日足チャートを見てみよう。




昨日の高値は61.63ドルであった。

再び61ドルを超えてきている。

直近高値の62.29ドルを試してくる展開になりそうである。

20EMAまでの押し目を待っていたのだが、その手前で切り返してきている。

ノーエントリーでそのまま様子見に徹した。

このタイミングではさすがに入れなかった。

次に1時間足チャート。



日本時間の23時、NY時間に入ったところで大きな出来高を伴いながら、上昇の勢いを加速させている。

引けにかけては切れ目なく買いが入り、そのまま高値で引けている。

週足チャートで上値目途を確認しておこう。



色付けしてある部分のレンジ上限はおよそ66ドル。

現在はこのレンジ上限に近づいている状況である。

ここからロングで入るのはリスクが高いので、しばらく様子見が妥当と判断している。


最後にファンダメンタルズ。


以下に要点をまとめておく。
  • 寒波の影響で停止していた米石油施設の操業再開には時間がかかる
  • 米テキサス州などを襲った異例の寒波の影響で、最大で日量400万バレルの原油と210億立方フィートの天然ガスの生産が停止
  • ほぼ平常通りの操業に戻るには最大3週間かかる可能性
また、こちらも材料視されているようだ。


こちらも以下に要約をまとめておく。
  • 価格は1年ぶり高水準に持ち直しているものの、サウジはメンバー各国に「極めて慎重」になるよう公に促している
  • ロシアは供給増加を進めたい
  • OPECプラスは3月4日の会合で、4月に市場への原油供給を増やすかどうか協議

ともに原油価格上昇の要因となっていると思われる。

今朝は以上!


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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ
【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1792.76L×100


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