2020年4月12日日曜日

WTI原油~メキシコの減産分をアメリカが肩代わり!?

おはようさん!

先週は、OPECプラスで1000万バレルの減産合意となったにもかかわらず、原油価格は下落。

コロナショックの影響による世界経済原則により、原油需要は2000万バレルから30000万バレル減少するという市場観測からはほど遠い減産量だったことで失望売りとなった。

週末に原油関連のファンダメンタルズで動きがあったので、本記事の最後に解説する。



まずは月足チャートを見てみよう。





今月はまだ3分の1しか終わっていないが、今のところやや長めの上髭をつけたローソク足となっている。

先週末の下落が効いている。

直近安値は19.29ドル。

再びこの価格をトライする可能性もあるが、現在の下値目途は20ドルに置いている。

トレード方針は変らずで、20ドル台では躊躇なく買いを拾っていく。

それでは原油関連のファンダメンタルズについて。

先にも書いたように、先週末のOPECプラス会合後に失望りとなり、原油市場はネガティブな材料が続いている。

そして、10日のG20においてもメキシコが減産を固辞して終えていた。






しかし、昨日こんなニュースが飛び込んできた。

アメリカがメキシコの減産分を肩代わりするというのである。

OPECがメキシコに求めていた減産量は40万バレル。

そして、今回アメリカが肩代わりするのが25万バレルなので全てではない。

メキシコにとっては15万バレルの協調減産を実施すれば良いことになる。

しかし、メキシコ側は以下のような懸念を示している。

一方、匿名のメキシコ当局者は、米政府が見返りに何を求めてくるのかについて懸念を示し、11月の米大統領選でメキシコ系有権者の票集めに利用する可能性もあると述べた。

明日の原油価格がどのように反応するか興味深い。

今朝は以上!



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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ
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  • WTI原油;ノーポジ
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