2020年2月2日日曜日

WTI原油~テクニカル的にはロングだがファンダメンタルズ的にはショート

おはようさん!

先週の原油は大きく下値を伸ばしている。

先週の終値は51.55ドル。

安値は51ドルであった。



まずは週足チャートを見てみよう。




矢印で示してあるラインが現在のサポートラインである。

このラインはかれこれ1年以上サポートとして機能している。

基本的にサポートまたはレジスタンスラインは、それが機能している期間が長ければ長いほど、その効力は強まっていく。

つまり、51ドルはかなり強力なサポート機能を持っていることになる。

従って、テクニカル的にはロングである。
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次に月足チャート。


ただし、51ドルのサポートラインを下にブレイクアウトすることも想定しておかなければならない。

その場合、42.5ドルが次の下値目途となる。

51ドルから8ドル強の下落であり、もしロングで入った場合、ロスカットを確実に執行しなければ大きな損失が待っている。

一方、ファンダメンタルズ的には、コロナウイルスの影響でリスクオフとなっている。


明日、上海市場がオープンするがおそらく大きな下落で始まることが予想される。

当然のように日経平均も連動する可能性が高く、その後のNY市場もさらに下値を追う展開になるだろう。

原油価格はNY三指数との連動性が高く、おそらく下押し圧力が高まる。

そうなると、現在のサポートラインは一時的に割り込んでくる可能性が高い。

先ほど書いたようにテクニカル的にはここから反発なのだが、ファンダメンタルズ的にはさらに下落というのげ現況である。

ただ、個人的にはファンダメンタルズには逆張りスタンスなので、市場がコロナを織り込んだタイミングを見計らってロングで仕掛けたい。

そのタイミングが難しいのだが、SARSのときの市場の値動きを鑑みた場合、感染者数がピークに達したとき、相場は反転し始めており、今回も似たような展開を想定している。




現在コロナウイルスの感染者数は増加の一途とたどっており、ピークアウトするにはもう少し時間がかかりそうである。

コロナウイルスの感染者数、および死者数の推移は以下の通り。

  • 25(土) 感染者 1,287人 死者41人 
  • 26(日) 感染者 1,975人 死者56人 
  • 27(月) 感染者 2,744人 死者80人 
  • 28(火) 感染者 4,515人 死者106人 
  • 29(水) 感染者 5,974人 死者132人 
  • 30(木) 感染者 7,711人 死者170人
  • 31(金) 感染者 9,692人 死者213人
  • 1(土) 感染者1万1791人 死者259人

今朝は以上!




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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ
【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1564.91L×300、1563.73L×400、1565.29L×100
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