2019年5月2日木曜日

WTI原油~イラン産原油の禁輸措置に中国が反発

おはようさん!

昨日の原油もはっきりしない値動きであった。

高値63.91ドル、安値62.75ドル、終値63.58ドルであった。

値幅はおよそ1ドル。ボラティリティも著しく低下しており、トレードにまったく適さない環境である。


テクニカル分析

日足チャートを見てみよう。





破線で囲まれた領域が直近4日間の値動きである。

このようなボラティリティの低下しているところで手を出すと、高い確率で損失を出す。

今はボラティリティが拡大してくるまで待つしかない。

ここまでロング目線であったが、今はニュートラルだ。

次に1時間足チャート。


途中だましもあるが、直近の4日間は下限62.5ドル、上限64ドルの見事なレンジとなっている。

レンジの上限または下限をどちらかにブレイクアウトするまで、トレードはお預けである。

何らかの材料が出るまでは無風が続くと思われる。

よって、原油関連のニュースには注意しておきたい。



ファンダメンタルズ分析

イラン産原油の全面禁輸措置が発動されている。従って、事実上、イランから原油を買うことができる国はない。

しかし、イランのロハウニ大統領は、「アメリカはイランが原油を輸出し続けている状況をみることになる」と発言(ソース;ロイター)。

また、「アメリカが知らない6つの原油輸出手段をわれわれは持っている」とも発言(ソース;日経新聞)。

アメリカによる制裁措置には関係なく原油の輸出を継続することを表明している。

アメリカに反発しているのが中国である。

中国外務省は「単独制裁に断固として反対」と表明。禁輸措置に対抗している。中国はイラン産原油の輸入を一定量継続する可能性が高い(ソース;日経新聞)。

今朝は以上!



【本日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;ノーポジ
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