2019年5月1日水曜日

WTI原油~方向感なく手出し無用

おはようさん!

昨日の原油のローソク足は、長い上髭を付けている。

ベネズエラのクーデター発生を受けて、一時上昇する場面も見られたが、引けにかけて失速している。

昨日の高値64.73ドル、安値63.28ドル、終値63.43ドルであった。





テクニカル分析

まずは日足チャートを見てみよう。





4日前に大きく崩れて以来、方向感のない値動きとなっている。

ただ、上値は重たい印象である。

現在のサポートラインは62ドル付近。

このまま下落し62ドルで反転後の押し目をロング、62ドルを下にブレイクアウトなら戻り売りとする。

上昇した場合、65ドル上方ブレイク後の押し目買い、65ドルで反転下落なら戻り売りだ。

4時間足チャートでもう少し細かく見てみる。


200日MA以外の移動平均線が収束しており、ここが強い抵抗帯となっている。

また、昨日の高値付近である64.7ドルにも強いレジスタンスがある。

上昇なら、このレベルを超えてこない限りロングはできない。

いずれにせよ、現在の方向感にない状況では手出し無用だ。



ファンダメンタルズ分析

サウジのファリハエネルギー相が、2019年末までの協調減産継続を示唆している。原油価格にとってはポジティブ材料である。

しかし、彼らの言うことはころころ変わるので、話半分程度にした方がよい。

なぜなら、数日前にはファリハ氏は、イラン産原油分の増産を示唆しているからだ。

今朝は以上!



【本日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;1280L×100⇒1283C

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;ノーポジ
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