NY金~1時間足ベース200日MAを上抜けするまで様子見が妥当

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1309ドル。一時、1308ドルまで売り込まれる場面もあった。

終値ベースで節目の1310ドルを割ってきており、かなり軟調な値動きとなっている。

昨日の夜、以下の記事をアップしたが、相場は思ったように動かないことを改めて実感している。

米10年債利回りが暴落中！今夜のＮＹ金は上値を伸ばすか！？

それでは、まずは日足チャートを見てみよう。

サポートラインを下に抜けてきている。あまり良くない形である。

一目均衡表の雲の上限も割ってきている。

完全に上昇トレンドが崩れている状況。

この局面で買い増しはできないので、トレンドが明確になるまで様子見が妥当である。

ポジションはそのままホールドだ。

次に1時間足チャート。

1時間足ベースの200日MAを下に抜けてきている。これは非常に良くない形だ。なぜなら、このラインは市場参加者に意識されやすい傾向があるからだ。

1時間足チャートをもう少し期間を広げてみてみれば、200日MAが意識されていることは明白である。

オーバーシュート気味だが、200日MAでしっかりと反転しているのがわると思う。

従って、テクニカル的にはここから上昇に転じる可能性が高い。

ファンダメンタルズ的にも金価格には、上昇圧力が働いている。

アメリカの政策金利が利下げに転じる可能性が増しているのも、NY金にとっては追い風だ。

この件に関しては以下の記事を参考にされたし！