先週の原油は軟調な地合いであった。
明日以降も下落基調が継続するのかどうか・・・
終値は51.2ドル。
週足チャートを見てみよう。
十字線が2週続いた後、陰線引けとなっている。
現在はサポートラインである50ドルに向かって下落途中である。
明日以降のポイントは、50ドルでサポートされるのか、それともここを割り込んでくるかである。
どちらに動くかはわからないが、一旦は再度50ドルを試しにくると思われる。
次に月足チャート。
チャネル下限を割った後、大きく下落しているのがわかる。
直近の2カ月は大陰線かつ出来高増となっており、下落の勢いがかなり強い。
もし50ドルを割ってくるようなら、次の目標価格は45ドルである。
先述したように明日以降のポイントは50ドルであるが、ダウとの関連性にも注目しておきたいところ。
なぜなら、最近の原油価格はダウと相関性が高まっているからだ。
NYダウの週足チャートを見てみよう。
先週のダウは陰線引け。
24000ドルを割ってくる場面もあった。
非常に弱い形となっている。
ここまで、買い方がある程度踏ん張っていたようだが、そろそろその勢いも弱まってくることだろう。
相場は総悲観状態となっており、いよいよセリングクライマックスが近づいている様相だ。
明日以降、さらに売り圧力が強まるならば、原油価格への下押し圧力はさらに強まってくるだろう。
今朝は以上!