2017年8月9日水曜日

ファンダメンタルズ~「協調減算の合意内容物足りない」で売り

現在の原油市場は、「ポジティブ材料が出ても無反応」。

そして、「ネガティブ材料が出たら下落」という状況。

つまり、原油価格はどちらにせよ、下落するということだ(余程のことがない限り)。


昨日まで開催されていたOPEC&非OPEC会合が終了した。

当然ながら原油価格を上げるための会合なのだが、彼らの努力は案の定水泡となった。

どんなに頑張ってポジティブ材料を出したとしても、原油市場に見透かされている。

過去の連中の所業が現状を引き起こしているというのは、言わずもがなだ。

別の表現に言い換えれば、因果応報ということだな。







以下、ソースはこちら(http://eea-strategy.com/archives/9061)。

  • サウジは、9月の原油輸出を52万バレル/日以上削減することを決めたと報じられた
  • OPEC&非OPECは、減産合意に対し100%の順守率の達成を目指し協力していくことで一致
  • しかし、合意内容が物足りないと判断され売りに押された


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