2016年12月13日火曜日

”Post-Truth”~金価格を決めるのは人の心!?

いよいよ、今年最後のお祭りだ。

本日(13日)、明日(14日)とFOMCがあり、そこで12月利上げについて発表がある。



もう確認する必要もないが、とりあえず12月利上げ織り込み具合はこんな感じになっている。


さて、利上げはほぼあるとして、その後の金価格の推移が気になるところだな。

現時点で1158ドル。



これはNY金4時間足チャート。

ご覧の通り、非常にきれいなダウントレンドとなっている。

トランプ勝利後、ひたすら戻り売りをしていたら、負けなしだったということだな(笑)。



FOMCでの政策金利発表後、まずは1150ドルを維持できるかどうかがポイントとなる。

(直近安値は1151ドル)

ここを割って下落した場合、1140ドルが次の抵抗帯だ。


1140ドルは過去に何度か止められている実績がある(チャート内〇印)。

従って、強い抵抗帯となっているので、なかなかここを割るのはエネルギーを要するだろう。

しかし、それだけに、ここを割れてしまったら、1100ドルまで一気に下落、さらに1075ドル、1048ドルと比較的簡単に下げてしまうかもしれない。

昨年12月と同じであれば、FOMC後にボトムをつけて、その後は上昇に転じるというシナリオが有力だ。

しかし、これはヒラリーが次期大統領だった場合の話である。

従って、FOMC後に金価格がどのような推移をたどるのか予想がつかない。

トランプ勝利でこれだけ金価格が下落すると誰が予想していただろうか?

今朝のモーサテで今年の流行語”Post-true”について話題になっていたが、金価格を決めるのは、テクニカルでもファンダメンタルズでもなく、市場のセンチメントであるということだ。

つまり、人の感情(心)が全てを決めるということ。

人の心ほど当てにならなくて、理不尽なものはないよな(笑)。

だから、起こってみなければ全くわからないということだ。

ポジションを持たずに、FOMC後の金価格を見物するのが良いだろう。

エントリーするかどうかは、その後、決めればよいのだから。


応援ポチを忘れないでくれよ!
今朝は20位!いつもありがとう!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 先物取引ブログへ