トランプはドル安政策を取ると言われているが、実際のところわからない。
現在、全ての指数が金価格にはネガティブに作用している。
それは、彼が主張していることが実行されれば、間違いなくドル高になっていくからだ。
現在の12月利上げ織り込み具合は、なんと85%越えとなっている。
もちろん、これからの要人発言で大きく変化する可能性はあるが、それでも基準である70%はキープするだろう。
11月6日にはフィッシャーFRB副議長の講演がある。
間違いなく12月利上げに関する何らかの発言があるはずだ。
それから、今日は比較的重要な経済指標の発表がいくつかある。
いずれも12月の利上げにとって重要な指標である。
- 米10月小売売上高(22:30)
- 米11月NY連銀製造業景気指数(22:30)
- 米10月輸入物価(22:30)
米10年債利回りは2.2ポイント付近。
今日はトランプフィーバーが若干冷めてきたのか、下降気味である。
現在、日本の10年債利回りがちょうど0%だ。
従って、日米の金利差は2.2。
現在、日本の10年債利回りがちょうど0%だ。
従って、日米の金利差は2.2。
12月の利上げ織り込み具合がもっと進めば、さらに下降してくると思われる。
しかし、ドルインデックスは依然高止まり。
ただ、こちらもこれから調整局面に入ってくると思われる。
現在、全ての指数が金価格にはネガティブに作用している。
しかし、今は忍耐の時である。
いずれ、この状態は打破され金価格は次第に上昇局面へと転換していくことだろう。